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2021/09/04 23:41

シェフ石田が考案し2015年に商品化、発売された鎌倉山ぷりんは、少しずつファンを増やしていき、2018年「おいしいギフト大賞」で総合部門において準大賞を受賞するに至りました。専門家や著名人からの評価もいただきながら、確実に成長していきました。


インターネット上やメディアでも紹介されることも増えましたが、
鎌倉山倶楽部が営業を終了することとなり、鎌倉山ぷりんは行き場を失うこととなりました。
シェフ石田は平塚での独立を決意し、地元の素材探しを本格的に開始します。
平塚市の「片倉牧場」のジャージーミルクにたどり着くまでに、3か月を要し、本格使用となるまでには更に3か月を要しました。
二宮町の「コッコパラダイス」の平飼い有精卵にたどり着くのもまた、数か月の時間を要しました。
「鎌倉山ぷりん」は鳥取県の「天美卵」、岩手県の低温殺菌牛乳と北海道根釧地区限定生産のクリームを使用し、日本の美味しいを集めたぷりんでした。濃厚な卵の味わい、コク、風味など、卵の美味しさが特徴のぷりんでした。
一方、「湘南ジャージープリン」は、レシピはほぼ同じですが、素材の持ち味が、味の違いを生み出しています。「鎌倉山ぷりん」よりも、優しい味わいに。ジャージー牛乳のミルク感を味わうことのプリンに生まれ変わりました。ジャージー牛乳の持ち味を自然飼いの有精卵がうまく引き立たせているのでしょう。


どちらの方が良い、という事は好みの問題になるかもしれません。どちらも、それぞれの良さが味わえるプリンです。もっとも、「鎌倉山ぷりん」は、伝説のぷりんとなってしまいましたが…。
※本文中のリンクは、スイーツ番長さんが書いてくださった記事です。





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